ブログやSNSなどに必要なヘッダやアイキャッチのデザイン。
アプリなどで手軽に作れて便利ですが、困るのが
「何色にしよう?」
カラーリングに悩んで手が止まることがたびたびあります。
アイキャッチなどのデザインは、ない知恵をしぼってしぼってもう残りカス、にゃもでございます。
書店でふとみかけて手にとった本で「これだ!」と思ったのが
『見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色』
という本です。
今回はすっかり私のアイキャッチ作成のお供になったデザイン本をご紹介します。
3色だけでセンスのいい色
可愛い3色のマカロンが積み上げられた表紙とタイトルにひかれて購入したのですが、センスの引き出しが少ない私にぴったりの本でした。
購入した本の帯を見てみると、Amazonのデザイン・グラフィック部門でもランキング1位を獲得している本だそうです。
「○○っぽいイメージの配色」が見つかる
アイキャッチを作っていてたびたび困るのが
「和風っぽい色味」とか「なんかヘルシーに見える色」
と漠然と頭では思っていてもアウトプットしようとすると、さて何色なんだろう?と手が止まってしまうこと。
「3色だけでセンスのいい色」では
・NATURAL ・POP
・ELEGANT ・MODERN
・SEASON ・JAPAN
・OVERSEAS ・SERVICE
の8つの大きなテーマに沿って3色でイメージを表現できるサンプルが多数紹介されています。
「夏っぽい色ってこの組み合わせいい!」
「カフェっぽいイメージの色!これこれ!」などきっと見つかります。
色の割合で雰囲気がグッと変化
イメージを表す色を3色で紹介されていますが、それだけではなくそれぞれのカラーを「ベース・アクセント・サブ」と割合を変えてデザインするとこんな風にイメージが変わりますよ!というサンプルも多数掲載されています。
同じ3色なのに割合が変わるだけでガラっと雰囲気が変わるので参考になりますし、新たな発見も出てきます。
見ているだけでもかなり楽しいです。
カラーコードでWEB上でも使いやすい
各ページの最初に各カラーのCYMK、RGBの数値とカラーコードが記載されているのでcanvaなどの画像作成ソフトなどで入力して配色を再現することができます。
印刷物ゆえのデメリット
モニター上で色味が違って見える
これは紙で印刷された本ならではのデメリットなのですが、本で見た色と実際にカラーコードを入力してみた色に差異がでてきます。
PC画面、スマホ画面、本とそれぞれ違って見えてしまうので注意が必要です。
購入者特典でPDF版配色見本がもらえる
上であげたデメリットの解消方法として本の購入者特典でPDF版の色見本がもらえます。
私は配色を本で見て参考にして、WEB上での色味をPDFで確認するという方法をとっています。
逆にPDFの色見本で気に入った色をメインに、本で配色を検索するという使い方もしています。
おわりに:色のヒントきっと見つかります
私が最近アイキャッチ作成の参考にしている本「3色だけでセンスのいい色」をご紹介しました。
個人的にデザインの本や画集って眺めるのも好きなんですよね。
アイキャッチなどのデザインは文字・写真の配置もあるので色が決まればほら素敵!というわけにはいきませんが、アイキャッチなどを作成していて色味に困ったらとても参考になる書籍だと思います。
配色でよく悩まれる方、ぜひ手にとって見てくださいね。