学生の頃、ハマっていたものは何ですか?
私は小学生の頃から読書が趣味でしたが、高校で一気に加速しました。
進級しておこづかいがアップして使えるお金が増えたのが一番の理由です。
読書が好きな友達が増えたのもあります。
今回は私がハマった小説(主にミステリ)をざっくりとご紹介します。
コミカライズや映像化されている作品ばかりなので面白さは折り紙付きです。
京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」
高校のときに一番ハマっていた小説は?と聞かれたらあげるのがこのシリーズです。
紙の本を見るとびっくりします。シリーズ通して圧倒的ボリュームで1000ページ超は余裕です。あまりの厚さにレンガ本などとも言われています。
戦後間もない重苦しい雰囲気ただようなかで起きる奇妙極まりない殺人事件。
それを解決するのが黒をまとった陰陽師!
高校生なのに中二病心をくすぐられた作品です。
ミステリなのに妖怪や陰陽師などの怪しく不思議な魅力満載の作品です。
島田荘司「御手洗潔シリーズ」
ひとことで言うなら「和製ホームズ」。
主人公の「御手洗潔」とワトソン役「石岡和己」で物語は進んでいきます。
シリーズ最初の作品「占星術殺人事件」は衝撃でした。
その後の多くの作品に影響を与えています。
ちなみに、私は推理もせずにストーリーを追いかけてラストで「なんだってー!」を楽しむタイプです。
同じタイプの人、オススメです。
森博嗣「S&Mシリーズ」
「すべてがFになる」を始めとしたミステリのシリーズで
ドライな登場人物や独特の表現に私が「理系ってカッコイイ!」とワクワクした作品です(すぐ影響されるタイプ)
文章のテンポやスタイリッシュな言葉選びが初めて読んだ私には新鮮で、当時書いた文章は影響を受けています(黒歴史)
小野不由美「十二国記シリーズ」
今年、やっと…やっと新作が発売されましたー!わーい!
という個人的なよろこびはさておき。
最初の作品「月の影 影の海」が発売されたのが1992年です。
当時から買い続けているので感慨深いものがあります。
NHKでアニメ化もされているので読書好き以外の方でご存知の方も多いのではないでしょうか。
今でこそよく見る「異世界転移モノ」と言ったらディープなファンの方に怒られるかもしれませんが…壮大なファンタジーでぐっと引き込まれる作品です。
まだ完結してないんですよ、うれしいような怖いような気持ちです。
綾辻行人「館シリーズ」
叙述トリック、どんでん返し大好きです。
読み返して「ここかー!ここでだまされてたー!」が楽しいです。
最初の「十角館の殺人」は読み込むならメモが必要かもしれません。
「なんだってー!」したい方にオススメのシリーズ作品です。
おわりに:察して下さい
以上、私がハマった小説5選でした。
私が読書にさらにハマり始めた高校生の頃は「プリクラ・PHS・ルーズソックス」の時代です。その時代にこれらの作品を読みふけっていた女子高生、それが私です。
まぁ、察して下さい。
結婚してからは読書の時間もなかなかとれませんでしたが、少し落ち着いたらまたミステリにどっぷりハマりたいと思います。