北海道に名物はたくさんありますし、「ソウルフード」呼ばれるものも数多くあります。その中でも「ザンギ」はまさにソウルフード、道民の家庭料理の定番です。
道外の方でも「ザンギ」という料理があると聞いたことがある方も多いと思います。
生まれも育ちも北海道、生粋の道産子にゃもでございます。
ザンギとは基本的に鶏肉に衣をつけてあげたものですが、ザンギとから揚げって違うの?
じゃあザンギって、どうやって作るの?という疑問にお答えします。
ザンギは北海道のソウルフード
私が他の地域の人にザンギってどういうの?と聞かれたら
「から揚げの下味濃い目のやつ」
と答えます。
それって唐揚げでは?と思われるかもしれませんが、まぁそのとおりです。
お弁当でも「ザンギ弁当」「から揚げ弁当」など見ますが決定的な違いってないんじゃない?って思っています。
道民でから揚げを見てもザンギを見ても「ザンギ」と言う方が多いですしね。
年配の人に言わせたら「こまけぇこたぁ、いいんだよ!ウマけりゃいいんだよ!」とのことです。
(昔、勤めていたところのおっさ…紳士の言葉です)
とはいえ、ちょっと気になったので検索してみると
由来や細かなことを詳しく書かれているブログがありますのでご紹介しておきます。
わが家のザンギレシピ紹介します
こまけぇことは置いといて、下味をつけて衣をつけてカラっと揚げれば「ザンギ」なのでこうでなければいけない!ということはないです。
そのご家庭によって作り方もさまざまです。
ちなみにわが家の作り方は鶏もも肉をひとくち大に切って
- すりおろし生姜(チューブでOK)
- すりおろしにんにく(チューブでOK)
- 酒
- ごま油
- 白だし
- ナツメグ
をポリ袋やジップロックに入れてモミモミして30分以上漬けておきます。
衣は小麦粉と片栗粉を1:1と卵をそのまま袋に一緒に入れてモミモミ。
(洗い物を減らすのに全て袋で終わらせます)
下味のレシピは私の好みで、衣は主人の実家のレシピです。
卵を入れるとしっとり衣になります。
サクサク衣にするなら卵ぬきで、衣の比率は片栗粉多めで。
我が家では卵入りのしっとり衣の方が好評です。
気分によって塩麹で味付けしたり、ナツメグを入れずに味の素を入れてみたりとその時の気分によってあれこれアレンジしています。
基本的に白だしが多いですね。
塩麹もお肉が柔らかくなって旨味もあるし美味しいんですけど、揚げ色が濃くなりやすく、塩麹が焦げて黒くなるで家族にはイマイチの評価でした。
こんなので作っても美味しいです
先にご紹介したブログにもあるのですが、タコでつくる「タコザンギ」も美味しいですよ。ぶつ切りにしたタコに下味と衣をつけて揚げるだけ。
お酒好きな方にはいいおつまみになります。
私の義母はタコ足本体は別のお料理に使って食感が悪くなりがちなタコの皮をはいで、ひとくち大にして皮だけのザンギをつくっていました。
こちらも歯ごたえがあってなかなか美味しいです。
食感と濃いめの味付けでホルモン好きな方にはオススメです。
紹介したレシピで鶏皮は下味のみで衣をつけずにカリカリに揚げれば無駄なく美味しくいただけます。
おわりに:とりあえずザンギがあればなんとかなる食卓
北海道のソウルフード「ザンギ」のお話でした。
北海道では居酒屋などでも定番のメニューです。
我が家でザンギはがっつり系おかずなので、とりあえず作っておけば家族が喜ぶしメインになるので困ったらザンギ!というのが多いです。
オーソドックスなら唐揚げも勿論美味しいですが、北海道へ旅行気分でザンギを食卓の逸品にいかがでしょうか?
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